農学国際教育協力研究センター

ICCAE

ホーム > 学術雑誌「農学国際協力」 > 投稿要領

学術雑誌「農学国際協力」

投稿要領

名古屋大学農学国際教育協力センターは、「農学国際協力」という新しい学問分野を確立することを目標に研究活動を進めてきたところですが、そのためのプラットホームとして、これまで発刊してきました「農学国際協力」をより学術性の高い雑誌として再出発させることとしました。国際協力という具体的な活動を抽象化し、ひとつの学問領域として確立することで、これまで埋もれてしまいがちであった農学国際協力の個々の事例や、またそのような国際協力を進めていく上でシーズとなる技術あるいは研究などを、学術論文(査読付き)として掲載し、本誌に記録していくことが重要であると考えております。みなさまからの積極的な投稿やフィードバックをお待ちしています。

学術雑誌「農学国際協力」投稿要領(276KB)

投稿要領

1.刊行の目的

農林水産業は人間生活を保障する基幹産業である。その産業の発展を担う農学は、自然科学と社会科学が統合された高度に総合的な学問領域でなければならない。途上国が直面している食料不足、貧困ならびに環境破壊などの問題の解決には、既存の農学に加え、さらに現地に適応した技術体系の開発、農林水産物生産の技術面と経済面の相互調整、自然環境との調和、地域の仕組みや生活の知恵など地域資源をトータルに分析し利用する視点と、そのような視点で、現場の問題に取り組むことができる人材の育成は喫緊の課題となっている。

国際協力の一分野としての「農学国際協力」は、農学の基本理念に忠実に、国々の発展を基盤とした世界平和を構築するための人道的な見地からの協力はいうまでもなく、日本をはじめとする国々の国益という見地からも、相互の技術協力や人材育成を通して、世界の食料の安定的確保や地球環境保全、健全な農山漁村の発展に貢献することが求められている。

一方、日本の農学分野では、自然現象の科学的な解析・理解とそれらに基づいた先進的技術が主流であり、これらの基礎的な研究が農学分野の活性を支えている。農学における先進的研究をいかに国際的に展開させるか、またそれを世界的な問題の解決のためにどう用いていくかが「農学国際協力」の大きな課題の一つである。このような観点から、農学の研究成果を国際的に展開していくことへの理解や意欲を持った研究者を増やし、国際的な視野を持って、現在の農学研究を展開していく若者を養成する必要がある。

本誌はこのような観点から、以下のような課題に関する原著論文・総説およびその他の論文を掲載する。グローバルに展開する農林水産物の生産や流通、消費とそれらを保証する地球環境の自然科学的・社会科学的解析など、農学的視点から世界の実像を理解するための論文、農学研究の国際的展開の可能性を示す論文、あるいは先進的研究の成果を実際の問題解決のために用いたケースに関する論文などである。

本誌は、以上のような論文を集積することにより、農学国際協力という学問分野の体系化、あるいは理論的根拠の深化をはかる。

2.論文の種別

総説 通常、編集委員会から招待された論文で、これまで発表されたデータや知見を俯瞰し、新たな考え方や論点を提起するものである。
原著論文 未発表のデータからなる研究論文であり、農学国際協力に関する新たな発見や考えを報告するものである。
ワーキング
ペーパー
原著論文の形式で、農学国際協力の現場や農学教育の現場で取り組まれている課題や成果(途中成果も含む)を発表し、活発な議論を喚起することを目的とした査読付き論文である。
フィールド
レポート
最新のデータや情報を広く発信するために書かれるものであり、データや情報の収集方法等が明確で、他の研究者および実務者が利用可能な形式で発表される査読付き論文である。

3.原稿の形式

1. データ形式
テキストデータ Word等のワードプロセッサーにより作成したもので、ファイル形式はdoc形式、pdf形式とする。
図・写真等 pdfやjpeg、PowerPoint などの一般的フォーマットとする。
2. 論文のフォーマット

論文は原則として、日本語あるいは英語で書かれたものとする。原稿はA4サイズとし、上下左右に25mm前後のマージンを取り、11ポイントのフォントで1ページあたり25行前後におさめられたい。査読の迅速化を図るため、行番号およびページ番号をつけることとする。A4用紙で3枚程度の原稿が、刷り上がり1ページ前後となることを留意されたい。論文の長さについては制限を設けないが、必要かつ最小限のページ数を基本とする。
いずれのタイプの論文においても、論文原稿の第1 ページには、まず論文種別(原著論文、総説、ワーキングペーパー、フィールドレポート、その他)を示し、次に論文タイトル、著者名、および著者の所属(日本語と英語の両方)を表記する。また、代表著者名およびその電子メールアドレス、キーワード5 個を記載する。論文原稿の第2 ページには、400 字以内の日本語要約と200 ワード以内の英文要約をつける。

「農学国際協力」誌には自然科学および社会科学など、異なる領域の研究論文が混在するため、特に論文の形式を設けないが、見出し等を設けることにより、読者が読みやすい論文を心がける。文献の引用については、本文中に数字で引用することとし、論文の末尾に引用文献を出現順に列挙する。

以下の例を参考とされたい。

(1) Journal article

1. Lee VH, Fields PA. (1991) Rabbit relaxin: The influence of pregnancy and ovariectomy during pregnancy on the plasma profile. Biol Reprod 45: 209-214.2. 前多敬一郎・束村博子(2007)生理的GnRH放出因子,メタスチン(キスペプチン)の基礎と応用. 家畜診療 54, 589-594.

(2) Book chapter

3. Desjardins C, Lopez MJ. (1980) Sensory and nonsensory modulations of testis function. In:Steinberger A, Steinberger E (eds.), Testicular Development, Structure and Function. NewYork: Raven Press: 381-388.

4. 大蔵聡・木下美香・上野山賀久・束村博子・前多敬一郎(2007)生殖機能の神経内分泌メカニズム,内分泌と生命現象,シリーズ21世紀の動物科学10,長濱嘉孝・井口泰泉編,日本動物学会監修,培風館.

4. 原稿送付方法

農学国際協力の投稿は、e-Mail または郵送にて受け付けております。デジタルデータを電子メールに添付するか、あるいはCDなどの電子メディアに保存したものを編集事務局へ送付してください。

送付先

〒464-8601
名古屋市千種区不老町 名古屋大学農学国際教育協力研究センター内
農学国際協力編集事務局 宛
Tel: 052-789-4073 , 052-789-4225
Fax: 052-789-4222
e-Mail: jicad"AT"agr.nagoya-u.ac.jp("AT"を"@"に変換してください。)

5. 査読

投稿された論文は、編集委員長が担当編集委員を決定し、担当編集委員により選出された査読者2名に
より、査読を受ける。査読者による査読結果を受け、編集委員長が最終的な採否を決定する。

6. 投稿料およびカラーチャージ

原則的に投稿料は無料とする。またカラーの写真あるいは図については、事務局に相談されたい。可能な範囲で、必要なカラーページについては受け付けることとする。

7. 校正と別刷り

初回校正は著者の責任で実施する。別刷りについては事務局に相談されたい。

8. 著作権

「農学国際協力」誌に掲載されたすべての論文あるいは情報の著作権は、「農学国際協力」編集委員会に帰属するものとする。

ページ先頭へ戻る